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File.07
佐藤 直子
Naoko Sato
照明の演出
一室多灯
 ワンランク上のインテリアに、照明の演出は欠かせません。心地良い、あるいはお洒落と感じる空間には、たいてい様々な照明が用途に合わせてバランスよく使われています。
 照明には、部屋全体を明るくする「全体照明」と、明るさを補ったり、部屋を演出するための「補助照明」に分類できます。古い家では、天井の真ん中にシーリングライトがひとつだけという部屋が多く、平たんな印象になりがちですが、複数の照明を使う「一室多灯」にすれば、明暗が作り出せて雰囲気はガラリと一変します。天井を照らせば上への広がりが強調され、開放的な雰囲気となり、壁面だけをスポットライトで照らせばギャラリー風となります。また、足元や低い場所を照らすと落ち着きや安らぎが得られます。特にリビングは、家族団らんのほかにテレビ鑑賞、読書、ホームパーティなど多目的に使われるので、一室多灯が適しています。さらに調光器を加えれば、いろいろな強さの光を楽しむことができ、おまけに電気代の節約にもなります。
 もう1つ基礎知識として覚えておきたいのは光源の種類。主に「蛍光灯」と「白熱ランプ」がありますが、前者のメリットは、なんといっても電気代が安くすむという経済性。かつては青白い光で機能一辺倒というイメージがありましたが、今では「三波長蛍光ランプ」といって、演色性のいいものや、やや赤みを帯びた電球色のもの、白熱ランプと同じ丸型のものがあるなど多様化しています。また、均一した光が得られるため、間接照明にも適しています。
 白熱ランプの特徴は、ぬくもり感。光を集中させやすく、陰影を作り出せるのも白熱ランプならではのマジックで、心身をリラックスさせたり、料理をおいしく見せる効果があります。
 そのほか、光源として最近注目を集めているの「LED(発光ダイオード)」。価格が割高で、用途も限られていますが、今後、住宅にも普及すれば、さらなる演出効果が期待できます。
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