デザイナーズ住宅,デザイナーズハウス,デザイナーズリフォーム,注文住宅/愛知 県,岐阜 県,三重 県,東京,神奈川 県,茨城 県,千葉 県,埼玉 県,大阪,京都,滋賀 県,奈良 県,和歌山 県「プロ直伝!夢ひろがるリフォーム成功術」
 
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File.13
村瀬 充
Mitsuru Murase
住む人と創る人が一枚岩に
設計に時間を費やす
 建築物の複雑化・高度化にともない、建築家の分業化・専門化が進んでいます。建築設計の仕事は、空間やデザインを考える「意匠設計」、材料や強度を考える「構造設計」、電気や水道などの計画を考える「設備設計」におおむね分けられます。私は、この中でお施主さんの意向が最も反映され、全ての分野をまとめていく意匠設計を担当しています。
 お施主さんとの打ち合わせにたっぷりと時間を使い「対話」を通して、ライフスタイルやご要望などを話し合い、その思いを図面に描いていきます。もちろん、ディテールにもこだわりじっくりと考えながら作業を進めていく。時には、お酒を飲みかわしながら、違った視点で対話をすることで、新たな考え方が生まれてくることがあります。例えばクルマ好きのお客さんだと、たいていクルマ談義に華が咲きます。 
 「じゃあ、クルマをリビングや階段からも眺められるようにしましょう」「ここはガラス張りのガレージにして排気ガス対策に換気扇をつけましょう。え、オートモビリアも趣味なんですか、(奥様の顔色を伺いつつ)だったら、それを飾る棚を設置して、ギャラリー風にしたらどうです? 」といった具合に、アイデアを出しながら対話を進めていく。施主さんによっては、1年以上も設計に時間を費やすことがあります。
 ちなみに私はアイデアが浮かぶとその場でスケッチするので、スケジュール帳は、すぐ真っ黒に。毎年、同じスケジュール帳を2冊購入しています。
 工事が始まれば、今度は職人さんが加わっての新たな対話が再び始まり、施主さんと工事業者さんと一体になって、建物を創り込んでいきます。この対話のプロセスが、たまらなく面白くもあり、建物を創造する上で最も大切な要素のひとつだと考えています。
BOOK INDEX
著者建築デザイナー(建築家・インテリアコーディネーター)と内容のご紹介
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